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- 洋菓子店 ロゴ制作 ブランディング
- cl／K.B.Kaiser
1977年創業、洋菓子店のリブランディング。
ロゴを含め、ビジュアル全般の見直しを実施。
高校野球で有名な兵庫県西宮市甲子園の近くに位置する洋菓子店のリブランディングを担当しました。本場ドイツの伝統製法で作られる本格派のバウムクーヘンで知られ、テレビやメディアで度々取り上げられる実力店です。バウムクーヘン以外にもケーキやクッキー、チョコレートなど多彩なラインナップを揃えており、創業から約50年にわたり、地元のお客様を中心に支持されています。
M&Aを機に、ブランドのイメージをリニューアルするリブランディングを行いました。このリブランディングでは、すべてを一新するのではなく、残すもの、改善するものを取捨選択し、価値のある伝統を活かしつつ、新しい要素をプラスすることにしました。このバランスを常に意識しながらデザインを進め、既存のお客様が離れることなく、これまで通りに接していただけるよう、過度な洗練を控え、懐かしさや親しみを残したリブランディングとしました。
リブランディングには、ロゴやイメージをまったく新しいものに一新するケースと、元のデザインを活かして改良するケースの、２つの選択肢があります。リブランディングではイメージを大きく方向転換する場合もありますが、時には既存のイメージを残し、継承するという選択も大切です。
このリブランディングでは、長年の運営で蓄積された価値を再確認し、それらを大切にしながらも現代のニーズに合わせて進化させました。リニューアルの役割は、そのプロセスで良いものを残し、新しい価値を加え、時代を超えて受け入れられるデザインに仕上げることです。このプロジェクトを通じて、ロゴを含めたビジュアル全般を再検討し、「懐かしくて新しい」ブランドイメージを構築しました。
